2013年7月19日(金)札幌すみれホテルにて「一般社団法人北海道デジタル出版推進協会」の設立総会・懇親会を開催しました。
同協会は「北海道発」をキーワードに北海道内の出版社・雑誌社が国内外へ電子書籍コンテンツを配信していくことを目的に設立されました。埋もれがちな地域コンテンツの電子化を推進し、図書館など公共機関への提供や一般電子書店への配信の窓口となり、制作支援や普及啓発などに努め、電子化による新たな読者や作者の開拓、良著の再発見に繋がることを目指します。
林下英二・代表理事（中西出版株式会社 代表取締役）から「デジタルを掲げてはいるが、紙の出版文化を大切にしていく姿勢が変わるわけではない。両者をより効果的に組み合わせ、地域の図書館とも連携しながら地方の出版社としての役割を果たしていきたい」という挨拶がありました。アドバイザーである小磯修二・理事（北海道大学公共政策大学院 特任教授）からは「デジタルコンテンツを使った地方からの情報発信により、地方の活性化を目指して欲しい」という激励があり、また山本光伸・理事（株式会社柏艪舎 代表取締役）、和田由美・監事（株式会社亜璃西社 代表取締役）らからは「出版社・雑誌社が集まり諸課題を話し合う場ができたことは貴重」という挨拶がありました。
懇親会では、名刺交換や今後の活動に向けた情報交換が和やかに交わされていました。
