中学校、高校での体育の「体育理論」では、スポーツ基本法に触れるという学習指導要領解説からの指示があります。しかし、全国の中高保体科教員の方々は、この点にどれほどの注意を払って行動しているのだろうか。本書では、スポーツ基本法に関する様々な紛争を取り上げ、法教育の一つの形としての体育理論の授業内容を提供しています。スポーツ基本法は何を示し、現実の社会ではどのようなスポーツ紛争が起きているのか。ぜひ、生徒たちに、法と社会の接点を伝えるとともに、教員の方々も一緒に学んでいただけることを願います。
『体育理論の教材になるスポーツ基本法の裁判例─ 法教育の一つの形─/山口裕貴(著)』
ISBN:978-4-87739-413-4 C3032
規格:A5判(210mm×148mm) 並製本 192頁
定価:1,760円(本体価格1,600円)
書店発売日:2024年10月26日(土)